
真田丸20話ネタバレ・あらすじ
信幸は妻こうと離縁し、本多忠勝の娘稲を妻として迎える。
内大臣に任命された羽柴秀吉は、信長の姪茶々を正室とした。茶々は秀吉の子を身籠る。そんな中、裏門の白壁に、秀吉を揶揄するような落書きが城下で発見された。
犯人捜しを命じられた信繁は、門番の尾藤道休に当たりをつける。道休は、本願寺に身を寄せていた。信繁は、道休から直接聴取したところ「その晩は、酒を飲んでいた。
いつも飲んでいる。それで、高みから落ちてしまった。」と言い、しかも「字が書けない」と明かす。秀吉は門番の不甲斐なさを叱責し、門番17人全員が磔になる。
怒りが収まらない秀吉。そんな中、道休が本願寺で死亡したという知らせが届く。そこで、信繁は「道休に罪をかぶってもらいませんか」と提案し、三成も渋々同意する。
道休の遺体から首をはね、三成は秀吉に差し出す。だが、秀吉は「その者の親類、隣人も磔にしろ」と言う。三成は秀吉の乱心を止めようとするが、「切腹を申し付ける」と言い放たれる。
そこに茶々が現れ、「お腹の子は、殿下の子です!」と言い切り、秀吉の怒りが収まる。3ヶ月後、茶々は男児を出産する。
感想
真田丸20話『前兆』では、羽柴秀吉(小日向文世)が乱心する様子が描写されていました。秀吉は、齢54歳。
「人間50年下天のうちをくらぶれば夢幻の如くなり~」と織田信長が謳っていたことからも、平均年齢が50歳と言われていた時代です。
天下人となりつつある秀吉でしたが、徳川家康(内野聖陽)からも、「秀吉には子がおらん。誰にその後を継がせるのか」と言われており、豊臣政権が盤石でなかったことが読み取れます。
この時期の秀吉は相当焦っていたのは間違いないでしょう。そんな中、茶々(竹内結子)が秀吉の子を身籠ります。
待望の出産を控えていた秀吉でしたが、1589年、何者かが夜陰に乗じて、聚楽第南外門の白壁に落書きが発見された落首事件が発生します。
当時、秀吉は大仏を建立する名目で刀狩令を出して批判されていました。
落書きは、この大仏を建立しようとしていたことに対する批判や、側室を多数持ちながら、長年子宝に恵まれなかったのにもかかわらず、突然、茶々が懐妊したことをあざ笑うかのような内容だったとされています。
これを知った秀吉は、警備を担当していた番人に怒りをぶつけます。史実では、警備を担当していた17人の鼻を削ぎ、耳を切り落とし、磔にして処刑しています。さらに本願寺に容疑者である道休の引き渡しを迫ります。
本願寺顕如は、道休を自害させ、その首を差し出します。これで幕引きかと思いきや、さらに秀吉は、道休の妻子を含む町民63名が捕らえられ、磔にされます。
真田丸で描かれていた以上に残虐な振る舞い。当時の秀吉は、信長以上に残虐だったのかもしれません。
まとめ
真田丸20話『前兆』では、寧(鈴木京香)は、「人は痛いところを突かれると怒る。お腹の子が本当に自分の子なのか、疑っているのはご自身なのです。」と言っています。
DNA鑑定は勿論のこと、血液型鑑定も無かった時代。本当に自分の子であるか、確証は持てません。疑心暗鬼の秀吉でしたが、茶々の言葉で我に返ります。
秀吉は齢54歳。この頃から秀吉は正気を保てなくなります。歴史に「たら、れば」はありえませんが、寧との間に嫡男が産まれていれば、豊臣の時代は長く続いたかもしれませんね。
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