真田丸人質となった信繁が景勝の信頼を得る策略とは

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真田丸 画像

転用:http://www.so-net.ne.jp/

沼田領を巡る徳川との確執から、真田昌幸は羽柴秀吉と誼を通じていた上杉景勝に属することに。

 

上杉にとっても徳川を牽制する意味合いから真田の臣従を受け入れるわけですが、当時の慣例として真田家は人質を差し出さねばなりません。

 

人質、あるいは証人とも言われるこの役目は両者の関係が破たんした場合、見せしめとして無残な最期を遂げることが常でした。

 

この危険な役目を、梅と祝言を挙げたばかりの信繁が努めることに。

 

愛する妻・梅とやがて生まれてくる娘のもとに無事戻るためにも、信繁としては先ず何より、景勝の信頼を得ることが必要と考えたのではないでしょうか。どうやら直江兼続からは警戒されている様子の信繁ですが、一体どのようにして景勝の信頼を得ることが出来るのでしょうか。

 

策略1:上杉家の「義を重んじる」家風

上杉景勝の叔父・上杉謙信と言えば、「義将」や「聖将」と呼ばれ一二を争う人気武将です。

 

多分に後世に造られたイメージもあるかと思いますが、敵対関係にあった北条氏康などからも「義理を通す人物」と評されており、実際に義を重んじる武将だったようです。

 

カリスマ的リーダーである謙信に率いられることで、上杉家はその家風を作り上げたのかもしれません。すでに一度、上杉家を裏切った真田家としては、そのあたりに付け入る隙を見出さなければならないところでしょう。

 

第10回「妙手」で景勝が呟いた「此度もだまされれば、わしの器がそれまでということじゃ」との台詞からは、信繁や昌幸の肚の内を見通しつつも「義将」の後継者として、敢えてその思惑に乗らざるを得ない形になったことを示しているようにも思えます。

 

信繁が人質として春日山城に入った後も、上杉家の家風を利用すべく策を講じるのかもしれません。

 

策略2:卑屈にならず、勇気を示す

第10回「妙手」にて信繁はひとり春日山城に出向き、景勝と談判に及びます。

 

徳川・北条を欺き戦局を好転させるため、虚空蔵山城で軍芝居(いくさしばい)を打つことを申し入れます。

 

「真田には真田の意地が御座います!」上杉の兵たちがぐるっと取り囲み槍を突き立てられるなか、堂々と言い放つ信繁。

 

「お主の勇気に免じて、この話乗ることにした」直江兼続が懸念を示すなか、信繁の武将としての資質を見抜いた景勝は決断を下します。

 

逆に小国だからと言って卑屈な態度に出ていたら、一体どうなっていたでしょうか。

 

直江兼続からは足元を見られ、景勝からは「つまらない奴だ」と思われ、交渉は失敗していたかもしれません。

 

第8回「調略」で春日信達をワナにかけ上杉を裏切った経緯があるため、信繁は殺されてもおかしくない状況でした。ただ、「春日様には悪いけど、わたしはホッとしました。

 

だって戦が起きずに済んだから」との梅の言葉を受け、最小の犠牲で戦に勝つために策を巡らせることの重要性をかみ締めた信繁は、覚悟を決めて景勝を説得するのでした。

 

策略3:上杉家の家宰、直江兼続

第12回「人質」で描かれた重要な人物がいます。景勝の信任厚く、上杉家の家政全般はもとより他国との折衝までも一任されている重臣・直江兼続。

 

景勝の信頼を得るために越えなければならない重要なハードルと言っていいでしょう。

 

『表裏比興』と呼ばれ常に謀略を巡らせる昌幸とは反対に、信繁からは養父・謙信の義の教えに通じるものを感じ、気に入った様子の景勝。

 

兼続としてはあまり面白くないのかもしれません。信繁に対しては当初、冷ややかな態度で接しています。

 

そんな中、昌幸の本気度を試すため、沼田領を上杉に”返還”するよう要求を突き付けます。景勝は信繁からの訴えを聞くまで、この件を知りませんでした。

 

一応、兼続に取り成すことを約束するものの、日頃から膨大な仕事を任せっきりにしている兼続に対しては遠慮もあるようです。

 

もっとも兼続も、主君・景勝が気に入った信繁を徐々に認めつつあるようです。信繁の影響で領民たちからの訴えに積極的に耳を傾けるようになった景勝。

 

「おかげで儂の仕事が増えた」「随分と気に入られたものじゃな」と嫌味を言いつつ、景勝と共に兼続もまた、真田の本気度を認め「再び真田と手を携える」ことになります。

 

まとめ

最初の頃信繁は、自らの才能に自惚れゲームを楽しむかのように策略を考え、そして手痛い失敗も経験しました。

 

はじめ父・昌幸のことを無邪気に信奉していましたが、春日信達の謀殺のが一つの転機になります。

 

何の為に策略を用いるのか悩む中、梅の言葉に一旦は救われるものの、その梅との祝言を昌幸によって室賀正武の謀殺に利用されたことで、再び昌幸に対する不信感を募らせます。

 

そんな中で信繁は、昌幸とは正反対の義を重んじる景勝に対し、心惹かれるものを感じているのではないでしょうか。

 

第12回「人質」で信繁は、鉄火起請の場面で父譲りの智謀で景勝を感心させますが、信頼を得るためというより景勝の役に立ちたいとの思いが強く出ていたと思います。信繁が景勝のために行動したことが、結果的に景勝の信頼を得ることにつながっていくのではないでしょうか。

 

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