
紀行のコーナーは歴史の情景を音楽と共に紹介します。ここで流れる音楽は静かで歴史の重みを感じさせる必要があります。
ナレーションは思い出の地や人物が育った場所を物語風に説明します。紀行コーナーで流すバックの音楽は情景に合わせた演奏となっています。
理由1:選曲はショパンの「バラード」
大河ドラマは物語をドラマにしています。フランス語では「バラード」は「物語」を意味しているますので大河ドラマには良く合っています。
ショパンのバラードはとてもドラマティックで曲の規模は大きく、技術的には困難な曲に数えられる難曲ですが演奏効果はきわめて高いです。ショバンのバラードを演奏する人で選ばれたのが辻井伸行(つじいのぶゆき)です。
辻井 伸行(つじいのぶゆき)は2009年、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにおいて日本人として初優勝して います。
辻井伸行(つじいのぶゆき)は技術的に難しいショパンのバラードを情景を込めて演奏しています。
理由2:服部隆之との出会い
大河ドラマ、真田丸の音楽を担当している服部隆之(はっとりたかゆき)はパリ国立高等音楽院を卒業後に帰国しポップスからクラシックまで幅広いアーティストのアルバムコンサートの編曲を手がけてきました。
作曲家としても映画、ドラマの作曲をしてます。1996年の日本アカデミー賞優 秀音楽賞を受賞しています。
辻井伸行(つじいのぶゆき)と服部隆之(はっとりたかゆき)の出会いは民放テレビのテーマ曲のピアノの演奏を依頼しました。
そのドラマはヒットし服部隆之(はっとりたかゆき)とのコンビは一躍有名になりました。
服部隆之はパリで音楽を勉強していた時からクラシック音楽に影響を受け入ていたのでショパンの曲を編曲して演奏できるのは辻井伸行(つじいのぶゆき)との思いが強かったのです。
理由3:母との絆
辻井伸行(つじいのぶゆき)は盲目のハンディを持って生まれています。お母さんは毎日の生活の中である変化を見逃さなかったのです。
生まれて8ヵ月の時にショパンの曲に反応したのを見た母親がもしかしたらとの思いでピアノを教えたのです。
自分の子供の才能を信じて育てることの大切さは今回の大河ドラマのテーマでもある絆と通じるところがあります。
辻井伸行(つじいのぶゆき)の演奏を見ているととても盲目とは思えないほど素 晴らしい演奏です。17歳の時にポーランドで行われたショパン国際コンクールで「ポーランド批評家賞」を受賞しそこからさらに飛躍しました。
真田丸メインテーマ動画
まとめ
ドラマの最後に城跡などの紀行をピアノの演奏を聞きながら見ると何分か前にドラマでの舞台と重なります。
音楽担当の服部隆之(はっとりたかゆき)はショパンの曲には思いがあります。ショパンの曲に最も縁が深い辻井伸行(つじいのぶゆき)が演奏するピアノの音色は自然と昔の情景が目に浮かびます。
関連記事一覧
真田丸きりの生涯は?実在したのは側室と正室のどっちなのか調べてみた
真田丸長澤まさみムカつく・ウザい・イラつくと言われる3つの理由
真田丸7話『奪回』ネタバレ・感想・高評価につながった理由を考察
真田丸キャスト小山田茂誠(高木渉)の演技が絶賛されている3つの理由
真田丸6話『迷走』ネタバレ・感想・あらすじ・高評価につながった理由を考察
真田丸大泉洋かっこいい?評判・感想・ミスキャストと言われている理由を検証してみた
真田丸松の生涯は身投げして終わり?記憶喪失の真相をネタバレ!【木村佳乃】
真田丸5話『窮地』ネタバレ・感想・高評価につながった理由を考察
真田丸徳川家康キャスト内野聖陽が選ばれた3つの理由とは【大河ドラマNHK】
真田丸堺雅人演技下手軽いと言われている3つの理由【真田信繁の大河ドラマ】
真田丸草刈正雄かっこいいと言われる3つの理由とは?【大河ドラマ】
真田丸豊臣秀吉キャスト小日向文世が悪役に選ばれた3つの理由とは【大河ドラマNHK】
真田丸4話『挑戦』ネタバレ・視聴率・高評価につながった理由とは