
さくらの吃音の治療のため、音楽療法を提案した宍戸夏希でしたが、彼女の歌を聞いて姉の姿が重なります。
「どこが?」否定する神代広平ですが、彼もまたかつてのバンド仲間の姿をさくらにダブらせていたのでした。
前回のラストで示唆された神代と夏希、そして夏希の姉・春乃の関係。春乃の追悼イベントにて、その両親が神代に対してとった態度と併せて考えれば、相当なことがあったと推察されますが、ドラマで描かれるのはまだしばらくお預けでしょうか。春乃役の新山詩織さんですが、ネットで検索して出てきた画像を見て、ドラマに出演されている方とは別人と思ってしまいました。
現在二十歳のシンガーソングライターとのことで、女優さんではないようです。ヒロイン役の藤原さくらさんと同じですね。ドラマの中ではまだ、ごく僅かなシーンでしか登場していませんが、今後どんな演技を見せてくれるのか楽しみですね。
ラヴソング1話あらすじ・ネタバレ
ライブハウスで夏樹と飲んでいる神代。ステージ上には絶叫調で歌う若手バンドが。「どっかにダイヤの原石、転がっていねえかな・・・」ライブハウス『S』のオーナー笹裕司が神代に愚痴をこぼしていると、神代の昔のバンド仲間・増村泰造がライブの出演者と大喧嘩に。
その頃空一の通う調理師専門学校に現れたさくら。
実習中の空一は、窓の外からさくらが見ていることに気付くと、調子に乗っていいところを見せようとしますが、フライパンから大きく火の手が上がり大目玉を食らってしまいます。
さくらはギターを返してもらいに空一のアパートに行きますが、以前勝手に売りつけたのはさくらの方。空一と喧嘩になりますが、強引にギターを手に引き上げていきました。
翌日、くわえ煙草で工場内を歩くさくら。廊下から診察室を覗きますが、誰もいません。
と、人の気配を感じ振り返るとそこには神代の姿が。「こんにちは、どうですか?調子は」爽やかに尋ねる神代に対し。
「ま、ま、まあまあ」ぎこちなく答えるさくら。「たばこを吸う女って嫌じゃないですか」神代の反応を気にするさくらですが、煙草が「喉に良い」、吃音に聞くと信じている様子。
科学的根拠のない話を一笑に付す神代。夏樹がまた来てほしい、と言っていことを伝える神代に対し、反応薄の桜でしたが、「い、い、一緒に?」神代が同行することを申し出ると少し嬉しそうな表情を見せます。
その頃、さくらの親友・中村真美は買取業者をアパートに呼び、大量の靴やバッグの査定を頼んでいました。
水商売の女は結婚決まった途端、「物も人もポイポイ捨てる」遠慮なくズケズケとした物言いの業者の男。そこにさくらからのメールが送られてきます。「デートっぽいやつに行く」と。
さくらは神代と電車で夏希のクリニックへ向かいます。突然、「ぐーっ」とお腹が鳴るさくら。
「今のは僕でーす」二度にわたって電車内に響くお腹の音に、助け舟を出す神代。電車を降りると、神代とさくらは定食屋へ。ガッツリ系のメニューを注文すると、神代はさくらを席に残し水を取りに離れます。
一人残されたさくらは当然のごとくうまく注文できません。後から客がやってくる中、焦ったさくらは結局神代と同じものを頼みます。
注文にかかる時間は7秒でしかない、席に戻ってきた神代は「たった7秒で世界が変わるかもしれない」とさくらに少しキザなお説教をするのでした。
クリニックに着いたさくらに、今日の出来事をノートに書かせる夏希。
「頼んでくんなかったの?」神代の意図を察しつつ、「7秒の勇気」意外とキザなことを言うのね、とさくらと笑い合う夏希。
神代がギターを弾き、夏樹がピアノで伴奏、そしてさくらがメロディーに乗せノートに書いた歌詞を歌います。
「本当はハムカツとコロッケ乗せて食べたかった」「7秒の勇気を持てば、私もきっとハムカツにたどり着ける」意外な作詞の才能を見せたさくら。声質も個性的だし、音感もずば抜けています。
さくらが親友の結婚式でスピーチしようとしていることを聞いた夏樹は、ステージで歌うことを提案しますが、さくらは困惑しています。
「神代先生が一緒なら?」自分を巻き込もうとする夏樹に、やや警戒感も見える神代はステージに立つことを断ります。さくらが神代をチラ見していると、「一人じゃ難しいよねえ」尚も神代を遠まわしに誘う夏樹。
その帰り道、思い切って神代にぶつかっていくさくら。
「わたし、歌いたいです」「怖いから、先生が、ギターお願いします」必死で頼み込むさくらでしたが、神代は乗り気ではありません。
「私じゃ嫌ですか」そう訪ねるさくらに、もっとちゃんとしたギタリスト紹介するから、と答えた神代にさくらは失望します。
「彼女振り回すのやめてくんないかな」夏樹にくぎを刺す神代。「俺をステージに上げるために彼女利用してんじゃないの」神代は夏希の意図に気付いています。
それに対して「さくらちゃんにお姉ちゃんの姿重なる?」と、逆に神代に対して説教を始める夏樹。「ちゃんと向き合って、前に進みなよ」人の痛みを知るのが怖いのか?と。
さくらが部屋に帰ると、真美が珍しく仕事をさぼってゲームに興じていました。
「結婚反対した気持ちわかった」さくらが神代と「デートっぽいことをしていた」ことにそう感じた真美。
ふと、立ち上がり部屋を出ようとする真美でしたが、突然倒れてしまいます。慌てて救急車を呼ぼうとする桜。
しかし、まともに喋れません。空一に電話で助けを求めようとしますが、空一は電話に出ず、神代に助けを求めようとしますが、こちらもタイミングが合わず。必死のさくらは神代にメールを送ると、その後部屋を出て通行人に必死にすがりつき、何とか伝えようとしますが、不審者扱いです。
どうにか真美を病院に連れてくることが出来たさくら。自分の無力さに打ちひしがれるように、廊下の椅子に座りうな垂れています。
そこへ遅れて駆け付けた神代。医者からは真美の夫と勘違いされますが、とりあえずお腹の赤ちゃんは無事だったようです。
7秒の勇気なんて「そ、そ、そ、っそんなの・・・い、い、い、インチキだ!」さくらの受けたショックは相当なものでした。
病院を飛び出し、ギターを持って夜の街を徘徊するさくら。神代が『S』で笹に愚痴をこぼしていると、ステージでは若手バンドの絶叫が響き渡ります。
「このくそみてえな世界を俺たちが変えてやるぜ」その頃、一人ギターをかき鳴らし、大声で叫ぶさくら。ライブハウスでの若手バンドの絶叫とシンクロするように、さくらも絶叫し、ギターを叩きつけるのでした。
翌日、工場にさくらを訪ねた神代。「くそみてえな世界に顔出したくないんですかね」ぽつりと呟いた神代はさくらが作業を続ける車両の下に潜り込みます。
そこからは周囲の人物の足元しか見えません。
「佐野さんの靴はすごく頑丈そう」そう言って、僕の靴は?と問う神代に対し、「偉そうなのに、小心者」ぼろくそに貶すさくら。
そんなさくらに神代はライブのチラシを渡しますが、その裏には「もう一度7秒の勇気を信じてみないか?」そう書かれていました。
神代が一緒にステージに上がることを承諾した、そう気づいたさくらは可笑しそうに大笑いするのでした。
感想
徐々に神代に魅かれていくさくらでしたが、神代がさくらと一緒にステージに上がることを断り、自分が否定されたと感じ、失望と怒りを覚えます。
さらには親友・真美が倒れ、一刻を争う事態にも関わらず、吃音のせいで救急車を呼ぶこともできず、通行人からは不審者のように扱われ、徹底的に打ちひしがれてしまいます。
吃音についてリアルに描いたこのドラマについて、賛否両論あるようです。確かにヒロイン役の藤原さくらさんの演技は、かなりリアルですよね。
寝た子を起こす、ではありませんが、ドラマで正面から扱われる事で、逆に差別につながるとの否定的な意見が出てくるもの、無理からぬことかと思います。
しかし、障がいに苦しむ一人の女性の日常がしっかり描かれ、共感を覚えた方もいるのではないでしょうか。というもの、成人の1%前後が吃音に苦しんでいると言われ、意外に身近な問題だからです。
私の小学校の時のクラスメートにも一人、吃音の子がいました。その子は明るい性格で、いじめられるようなことはありませんでしたが、吃音は原因がよく分かっていないため、確実な治療法が無いそうです。
このドラマがきっかけで少しでも吃音に対する理解が広がればいい、そう思いました。
まとめ
果たしてさくらは「くそみてえな世界」に転がるダイヤの原石なのか、彼女の可能性を磨き上げるため、いよいよステージへ上がるための準備が始まります。
自らの無力さに打ちひしがれるさくらを見て、神代は何を思ったのでしょうか。さくらの歌う姿にかつてのバンド仲間・春乃の姿を重ねる神代は、過去に向き合い前に進むことが出来るのでしょうか。
カギを握る春乃についてもっと情報が欲しいところですが、残念ながら未だ多くは語られないままです。
ライブハウス『S』のオーナー笹裕司を始め、かつてのバンド仲間たちが徐々に過去を語っていくのかと思いますが、神代と春乃の過去に何があるのか?気になるところです。
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